福島をつなぐ・つたえる

福島にはたくさんの誇れる文化があります。
自然を敬い神や仏に捧げる祈りの文化、日々の暮らしの中に息づく生活文化、地域の素材を活かし人の手の技を磨いてきたものを生み出す文化。
そして豊かな自然。
これらは、福島の風土の中で、福島の人々の暮らしの中で育まれてきた、かけがえのないわたしたちの宝です。
そして文化は地域コミュニティにとっても重要な役割を持っていました。

2年前、東日本大震災が起きました。
そして東京電力福島第一原子力発電所の事故。
それは、福島の人々の心に大きな負担をもたらしました。
今も多くの人々がその重さをこらえながら、けれど前を向いて歩き続けています。
このアートプロジェクトは、そのような福島にだからこそ必要なことを、福島のみなさんと行っていきます。

この2 年間に、文化がつなぎ、文化をつたえてきた地域コミュニティの大切さを、私たちは改めて知ることになりました。

人や地域、そして大切な何かをつないでいく。
福島の宝や人の思い、そして大切な何かをつたえていく。
福島の未来を担う子どもたちが、ふるさとの文化を体感し、心豊かに成長していくこと。福島ならではの多様な文化を地域の隔たり無く分かち合い、もう一度その素晴らしさを互いに共有すること。
福島の現状や未来のことを考え、目指すべき姿の可能性を探しながら、創造する場を持つこと。
そうした動きが、福島の復旧・復興に向けて大きな力になると信じ、「福島藝術計画×Art Suppot Tohoku-Tokyo」は発進します。