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Archive for 11月, 2013

11月2日(土)、3日(日)に、週末アートスクール@西会津が行われました。

会場は西会津町奥川にある旧奥川中学校です。

秋の不安定なお天気に心配もしていたのですが、当日はすばらしい晴天に恵まれました!

会場となった西会津町奥川には、いくつもの「山城」が残っています。

この山城では、戦いの際に情報収集や情報伝達の役割がなされていました。

昔、まだ鉄砲もなかったころ、情報伝達の手段として「音」や「火」、そして「煙」が使われていました。

ということで、今回のアートスクールは「僕らの“あいず” 世界に送る 烽火(のろし)からのメッセージ」!!

烽火をつかったワークショップです。

講師はアーティストの青山ひろゆきさんです。

まずワークショップを始める前に、地元で山城について研究している先生に

烽火の歴史をいろいろと教えていただきました。

奥川地区だけでも12の山城跡があるそうです。

レクチャーを受けたあとはアイスブレイクを行いました。

アイスブレイクでお互いの名前を覚えたあとは、

グループごとに落ち葉を探しつつ、烽火の会場に向かいます。

グループそれぞれ赤・黄・緑の葉っぱを集めてもらいました。

烽火会場は地元の方の田んぼをお借りしました。

会場に着いたらのろし台の準備です。

おやつの準備も同時進行!

みんなで長い木を組んで、

 

完成!

職人技も見れました。

最後はおやつの焼き芋を食べて、1日目は解散です!

2日目は1人1枚ずつカードにメッセージを書くことから始まりました。

世界の誰に向けてのメッセージです。

烽火会場に着いたら、それぞれ準備を進めます。

昨日作ったのろし台にキャンパスをつけたり、

風船をふくらましたり、

焚き火の準備をしたり。

そしてみんなで、落ち葉をキャンバスに貼り付けます。

あっという間に、真っ白いキャンパスが落ち葉で埋め尽くされました!

風船もくくりつけたら、オリジナルののろし台の完成です!

楽しそうな雰囲気につられ、集落の人たちもたくさん集ってきてくれました。

みんなでおやつタイムです。

おやつはもちろん焼き芋!

あいかわらず、焼き芋はホクホク甘かったです。

おやつのあとは、のろしをあげてみましょう。

まずは昔行われていた烽火から。

今回は3箇所で行い、最初の烽火を確認したら順番に烽火をあげていくことにしました。

みんなドキドキしながら最初の合図を待ちます。

最初の烽火を確認!

それを見た反対側の山も烽火で合図!

両方の烽火を確認して、こちらも合図を送りました。

次はオリジナルのろしです。

全員で風船を飛ばします。

すべての風船が無事旅立っていきました。

風船には、最初にみなさんが書いてくれたメッセージカードとひまわりの種がついています。

メッセージカードには主催したNPOの連絡先も書かれています。

メッセージを読んだ世界の誰かが、またこちらに連絡をしてくれことで

西会津とどこかがつながることになります。

今回は途中で集落の方が集ってきてくれたりと、地元の方がたくさん参加してくれたアートスクールになりました。

人と人がつながる手段をたくさん実践できた気がします。

秋の西会津町もとてもすばらしい会場でした。

みなさん、ありがとうございました!

10月20日(日)、猪苗代に来年6月開館予定の美術館「はじまりの美術館」のプレオープニングイベント、
“近所にできる小さな美術館をみんなではじめるフォーラム「はじめる美術館~十八間蔵から~」”が
行われました。

 

はじまりの美術館は、福島県の猪苗代町に2014年6月開館予定のアール・ブリュットを軸に据えた
小さな美術館です。
運営主体である社会福祉法人安積愛育園が、日本財団の「New day基金支援事業(2011年に
有限会社カイカイキキを中心に、クリスティーズNYにて行われた東日本大震災の被災者に向けた

チャリティオークション「New Day-Artists for Japan」の売上金を元に設けられた)」の一環として
実施する事業です。無有建築工房(代表:竹原義二)の設計のもと、築120年の大きな蔵を
リノベーションするとともに、コミュニティデザイン事務所studio-L(代表:山崎亮)と恊働し、
猪苗代町に暮らす人たちと共に公的な美術館をつくっていきます。

本フォーラムは、はじまりの美術館準備室と福島藝術計画×Art Support Tohoku – Tokyo による、
はじまりの美術館開館に向けたプレイベントです。
地域の中で小さな美術館がどのように機能してゆくかを、参加頂く皆さんともに探る機会となればと
企画しました。

フォーラムでは「美術館でなにしよう」「みんなのなかのわたしのあーと」をキーワードに、わたしたちの
くらしの中で、身近な美術館をきっかけにどんなことができるのか、その楽しみかたと可能性について、
思いを巡らすきっかけにしたいと考えています。

はじまりの美術館 準備室 https://www.facebook.com/hajimarinohajimari
福島藝術計画×ASTT   http://fgk.fukushima-art.jp/fgk2013/p10/

はじめる美術館~十八間蔵から~チラシ
はじめる美術館~十八間蔵から~チラシ

2013年10月20(日)の午後1時、はじまりの美術館のお隣”しおや蔵(※)”の2階にて
フォーラムは開催されました。

※ しおや蔵(福島県耶麻郡猪苗代町字新町4875-2)
JR 磐越西線 猪苗代駅から 徒歩:20 分 自転車:10 分 タクシー:5分
お車:磐越道磐梯猪苗代IC より5 分  国道49 号線より5 分

さいしょに、はじまりの美術館 準備室のご挨拶。

プログラム第1部は、「美術館でなにしよう」がテーマ。

東京藝術大学特任助教 伊藤 達矢さんの講演がありました。

美術館を拠点に、アートを介したコミュニケーションを促進し、

オープンで実践的なコミュニティの形成を目指すプロジェクト

「とびらプロジェクト」と、アート・コミュニケーター「とびラー」

について説明いただきました。

伊藤 達矢:1975 年 福島県生まれ。東京藝術大学特任助教。美術館を拠点に、
アートを介したコミュニケーションを促進し、オープンで実践的なコミュニティの
形成を目指す「とびらプロジェクト」など、数々のアートプロジェクトを手掛ける。

 

次に 山崎 亮さんの講演。

「はじまりの美術館」造りに関わっているstudio-Lの代表を務められていることから、

地市民参加型のパークマネジメントや、中心市街地の百貨店(商業空間)にパブリックな場所を

つくり、コミュニティの活動を入れることで人・まちをつなげた事例、島民一人ひとりが

主体的にまちづくりに関わっていくことでまちを活性化させていった事例などを紹介して

いただきました。

山崎 亮:1973 年愛知県生まれ。studio-L 代表。京都造形芸術大学教授。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。
まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくりなどなど多数の
プロジェクトに関わる。

 

そして、伊藤 達矢さんと山崎 亮さんのクロストーク。

 

進行役は森 司さんです。

森 司:1960 年愛知県生まれ。公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化発信プロジェクト室
地域文化交流推進担当課長。NPO 等と協働したアートプロジェクトの企画運営、
人材育成プログラムを手がける。2012 年7月より「Art Support Tohoku-Tokyo
(東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業)」のディレクターも務める。

 

第2部のテーマは「みんなのなかのあーと」。
まず 南嶌 宏さんの講演。アウシュビッツ強制収容所の写真や、

ハンセン病患者の「作品」の紹介。芸術の”意味”、そしてこれからの

美術館の”可能性”を示してくださいました。

南嶌 宏:1957 年長野県生まれ。女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科
アートプロデュース表現領域教授。 いわき市立美術館、広島市現代美術館、
熊本市現代美術館をはじめ、5つの美術館の立ち上げに関わる。熊本市現代美術館館長を
経て現職。第53回ベネチアビエンナーレ日本館コミッショナー。
プラハトリエンナーレ2008 国際キュレーター等を歴任。

 

そして 保坂 健二朗さんの講演がありました。

保坂さんからは、アール・ブリュットの言葉の由来や日本と欧米の違いから説明いただき、

アール・ブリュットが日本のアートシーンにもたらす可能性を示してくださいました。

保坂 健二朗:1976 年茨城県生まれ。東京国立近代美術館主任研究員。企画した展覧会に
「建築はどこにあるの? 7 つのインスタレーション」(2010 年)、「フランシス・ベーコン展」
(2013 年 ) など。アール・ブリュットに係る企画や監修も多数。
『アール・ ブリュット アート 日本』(2013 年刊行 ) の監修や、滋賀県のアール・ブリュット・アドバイザーも務める。

 

最後に 南嶌 宏さんと保坂健二朗さんのクロストーク。

 

進行役は川延 安直さん。

川延 安直:1961 年神奈川県生まれ。福島県立博物館専門学芸員。会津・漆の芸術祭事務局の他、
福島現代美術ビエンナーレ、福島藝術計画×Art Support Tohoku – Tokyo など、県内各地の
アートプロジェクトに携わる。

 

 

小さな美術館から独自の情報発信/新たなアートと伝統の調和目指す 福島県猪苗代町で-日本財団ブログソーシャルイノベーション探訪 http://p.tl/dqDg

 

終了後には、しおや蔵1階でワンコイン打ち上げがありました。

はじまりの美術館に乾杯!

会場には 始まりの美術館の設計をされた無有建築工房 代表の竹原義二さんも

いらしていました。

 

アール・ブリュットを軸に据え、福島県や猪苗代町のこれからを考える

地域密着型の美術館「はじまりの美術館」は、2014年6月以降に開館予定です。

開館を楽しみにお待ちください!

 

はじまりの美術館プレオープニングイベント「はじめる美術館~十八間蔵から~」
主催:社会福祉法人安積愛育園はじまりの美術館準備室、特定非営利活動法人Wunder ground、
福島県、東京都、福島文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力:日本財団、株式会社studio-L、あさかホスピタルグループ
後援:猪苗代町、猪苗代町商工会、猪苗代町観光協会、株式会社まちづくり猪苗代、
猪苗代体験交流協会、福島民報社、福島民友新聞社、朝日新聞福島総局

 

はじまりの美術館準備室Facebook

https://www.facebook.com/hajimarinohajimari

もしも空飛ぶまちができたなら…みなさんはどんなふうに暮らしてみたいですか?

 

温泉とこけしの情緒ある町中で催されたアートフェス「土湯アラフドアートアニュアル2013」

(URL:http://arafudo.net/ )。

さすがこけしの町です。

 

その ワークショップ企画として、10月6日(日)、筑波大学の学生が福島市内の

小学生のみなさんと一緒に、 ミニチュアのしまの上に自由に建物などをのせ、

風船を付けて空に浮かべて “空飛ぶまち”をつくるワークショップを行いました。

 

 

 

場所は、土湯小学校、

…の、体育室です。

 

筑波大学の学生さんと、県内の子どもたち。

 

まずは、地形を選びます。

そして、建物を選びます。

あとは、のりやはさみを使って、イメージした町を作っていきます。

 

家のパーツ選び。

何に使うのでしょう?

 

わいわいと相談しながら、

ときに真剣に、つくっています。

 

 

とんがった山のあるまち。

 

こちらは、こんもりした山のあるまちですね。

動物たちもいます。楽しそう!

 

どんどん出来上がっていきます。

まちからはみ出すくらいの川が出来ました。

こんなかわいいキャラクターも登場。

 

テーブルの上だけでは作業場が足りず…?

 

思い描いたまちができたかな?

 

できあがったまちは、この風船で空を飛びます。

 

浮いてます。

「ラピュタは本当にあったんだ!!」

 

できてきたところでお昼ごはんの時間です。

 

この続きはこちら⇒ 筑波大学 創造的復興プロジェクト 「ぼくらのラピュタ作戦」決行!

http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~cr/?p=2233

 

 

ワークショップ終了後は、しゃくなげ荘にて10月7日(月)から14日(月)までの1週間、

展覧会が開催されました。

 

…ところで。

「ぼくらのラピュタ作戦」は土湯小学校で開催していましたが、

その外ではアラフドアートアニュアルが催されていました。

まず目につくのがこちらのイラスト。とても大きい!Big!

 

土湯温泉はこけしでいっぱい。

記念写真も撮れます。

こんなところにまで!

ぜひお立ち寄りください。

 

温泉街、という情緒あふれる町並み。

つけめん うまし!

 

 

アラフドアートアニュアル インフォメーションセンターです。

 

土湯温泉の観光の際、迷ったらまずこちらへ!

 

アラフドアートアニュアルは会期が終わってしまいましたが、

土湯温泉、とても良いところです♨

ぜひいらしてください(^-^)v